XMのロスカット(強制決済)の条件は?証拠金維持率とは?

今回は「XMでロスカット(強制決済)される条件」と「証拠金維持率の意味、計算方法」などを紹介していきます。

 

両者の関連性は非常に深いので、併せて理解していただければ幸いです。

 

ロスカット(強制決済)とは何か?

「証拠金維持率が一定の数値まで下がったときに、FXブローカーの権限で行う強制決済」のことをロスカット(強制ロスカット)と言います。

 

もちろんXMもロスカット(強制決済)をします。

 

一見トレーダーにとって不利に見えるシステムかもしれませんが、これがないと「証拠金維持率が下がっても無理矢理粘るトレーダー」が借金を背負いやすくなってしまいますよね。

 

ですから、実はロスカット(強制決済)はトレーダーの味方だと言えます。

 

証拠金維持率とは何か?

では、証拠金維持率とはなんなのでしょうか。

 

これは、「『このトレードするために最低限必要な金額』の何パーセント分の資金があるか」を示すものです。

 

ロスカット(強制決済)を避けるためにも必ず知っておきましょう。

 

証拠金維持率の計算例を挙げてみましょう。

 

有効証拠金:1万円
通貨のレート:100円
トレード量:100万円
レバレッジ倍率:500倍

 

と仮定します。

 

この際、

 

必要証拠金(最低限必要なお金)=100万(トレード量)÷500(レバレッジ)=2,000円

証拠金維持率(パーセント)=(1万円(実際に持っているお金)÷2,000)×100=500パーセント

 

となります。

 

「必要なお金の5倍持っている」ので、証拠金維持率が500パーセントになるという事ですね。

 

数式も紹介しておきます。

 

証拠金維持率=(有効証拠金÷必要証拠金)×100
必要証拠金=トレード量÷レバレッジ倍率
有効証拠金=口座残高+含み損(益)

 

です。

 

一応この式も覚えておいたほうがいいとは思いますが、やはりそれよりも

 

「最低限必要なお金の何パーセントの資金があるか」など、より感覚的に理解しておくことをおすすめします。 

 

XMでロスカット(強制決済)が行われる証拠金維持率は?

そして、XMは「20パーセント」まで証拠金維持率に下がったときにロスカット(強制決済)を行います。

 

国内FX業者の多くは証拠金維持率50100パーセントくらいでロスカット(強制決済)するので、それに比べればやや余裕があります。

 

ただ、海外FX業界においては20パーセントというのはごく普通の数字です。

 

さて、繰り返しになりますが、「有効証拠金=口座残高+含み損(益)」で計算します。

 

ですから、含み損が多くなっていけば「購入時の証拠金維持率」から、どんどん証拠金維持率が下がっていくことになります。

 

そして、最終的にロスカット(強制決済)されてしまうわけです。

 

XMでトレードする場合は証拠金維持率を何パーセントくらいにすべき?

では、XMで取引をする際は、証拠金維持率を何パーセント程度にしておくべきなのでしょうか。

 

100パーセントで大丈夫なのでしょうか。

 

それとも余裕を見て200300パーセントくらいにしておくべきなのでしょうか。

 

いいえ。筆者は200300パーセント程度では低いと感じます。

 

XMに限らず海外FXトレードをする場合は、証拠金維持率を少なくとも5001000パーセントくらいには保ちましょう。

 

相場が急変すれば証拠金維持率が数百パーセント動くことがあり得るからです。

 

証拠金維持率を上げてロスカット(強制決済)を避けるための具体的な方法

では、どうすれば証拠金維持率を高く維持して、ロスカット(強制決済)を回避することができるのでしょうか。

 

その方法を具体的にいくつか挙げていきます。

 

  1. 入金する
  2. レバレッジ倍率を高くする
  3. ロット数を下げる

 

 1.入金する

 

有効証拠金=口座残高+含み損(益)

 

ですから、入金して口座残高を増やすことで、証拠金維持率を上げることができます。

 

ただし、「証拠金維持率が下がる→ギリギリで入金→また証拠金維持率が下がる→何とかお金を作って入金」などの事をしているといずれ破綻します。

 

また、これは「ギャンブルにのめり込む人」のお金の使い方に他なりません。

 

ですから、無理に入金するくらいならロスカット(強制決済)されるほうがよほどマシです。

 

「元々XMで使う予定のお金を、入金し忘れていた」という場合以外は、この方法は採らないようにしましょう。

 

2.レバレッジ倍率を高くする

 「レバレッジ倍率を高くすれば、必要証拠金が下がる」ので、証拠金維持率を上げることができます。

 

ですから、XMに限らず海外FXトレードをするのであれば、レバレッジ倍率は常に最大にしておきましょう。レバレッジを下げるメリットは特にありません。

 

よく「レバレッジが高いほうが危険」と言いますが、それは間違っています。

 

例えば「トレード量100万円」を扱う場合、
レバレッジ倍率が1倍なら100万円用意しなければなりませんが、
レバレッジ倍率が500倍ならたった2,000円用意するだけで済みます。

 

この説明だけでも「ローレバレッジの危険性」がお分かりいただけるのではないでしょうか。

 

3.ロット数を下げる

「ロット数(トレード量)を下げれば、必要証拠金が下がる」ので証拠金維持率を上げることが可能です。

 

例えば、

 

「これまでロット数は1にしてきたけれど、証拠金維持率を高くキープするのが結構大変だな……」という方もいるかもしれません。

 

そういったケースにロット数を思い切って「0.01」にすると、今の100倍の証拠金維持率にすることが可能です。

(もちろん0.01ではさすがに利益効率が悪いかもしれないので、上手く調整しましょう)

 

補足1:証拠金維持率20パーセント未満で決済される場合もあります

通常はロスカット(強制決済)が発生すれば、証拠金維持率が20パーセントで決済されます。

 

しかし、「相場の激変」と「証拠金維持率が20パーセントになるタイミング」が多くのユーザーの間で重なると、ロスカット(強制決済)の処理が追い付かなくなり、証拠金維持率が20パーセント未満になってから決済される可能性があります。

 

最悪の場合、証拠金維持率が0パーセント未満、つまり口座残高が0円未満になってから決済されることもあります。

 

ただし、XMにはゼロカットという「マイナス口座を0にリカバーするサービス」があるので、口座残高がマイナスになる事はありません(処理の関係上、一時期的にマイナス表示されはしますが)。 

 

補足2:証拠金維持率が50パーセントになった段階でもアクションがあります

XMの場合、証拠金維持率が50パーセントになると「そろそろ危険信号ですよ」という意味の通知(メール)が送られてきます。

 

このことを「マージンコール」と言います。

 

ただ、マージンコールが来てから焦り始めるのでは遅すぎます。

 

マージンコールが送られてきた時点で「大失敗した!」と認めて、ロスカット(強制決済)される間に素直に損切りしましょう。 

 

まとめ

XMは証拠金維持率が50パーセントの段階でマージンコール、20パーセントでロスカット(強制決済)となります。

 

ただし、そもそも証拠金維持率は最低でも500パーセント以上にすべきです。

 

「ロスカット(強制決済)がどうのこうの」で悩まないようなFX生活をしましょう。

 

証拠金維持率を上げる方法としては、

 

  • 入金
  • レバレッジ倍率を上げる
  • ロット数を下げる

 

3種類があります。

 

まず、「入金」は最悪。できれば取りたくない手段です。

 

また、「そもそもレバレッジはいつも最大だよ」という人が多いと思うので、やはり「ロット数を下げる」のが一番いい方法だと感じます。

おすすめの記事