HFMは、世界中のトレーダーたちから人気・信頼を集めている海外FX業者です。日本での知名度はあまり高くありませんが、世界的な知名度が非常に高く、海外トレーダーたちから高い評価を受けています。

HFMがこのように高い評価を集めているのは、HFMが「最大レバレッジ1,000倍」「ゼロカットシステム採用」「通貨ペアの種類が豊富」「貴金属や天然ガス・原油」「約定力が優秀」「安全性が高い」など、様々な魅力を持ち合わせている業者であるからでしょう。

HFMは世界的に見ても評判が良いため、海外FX初心者の方でも安心して利用することができる海外FX業者です。この記事では信頼性が極めて高い「HFM」について、たった数分で理解できるようにご紹介していきます。

運営会社

様々な国や地域に最適なサービスを提供するために、HFMは全世界に7社以上のグループ会社を持っています。そのため、HFMは業界の中でも比較的グローバルな海外FX業者だと言えるでしょう。

以下は、HFMにおけるグループ会社の一覧になります。

・HF Markets (SV) Ltd

・HF Markets (DIFC) Ltd

・HF Markets (UK) Ltd

・HF Markets (Europe) Ltd

・HF Markets Ltd

・HF Markets SA (PTY) Ltd

・HF Markets (Seychelles) Ltd

このように、HFMは多くのグループ会社で運営されていることが分かります。それでは、HFMの運営会社はどのような金融ライセンスを持っているのでしょうか?

金融ライセンス

HFMの本部・本店はキプロスに設立されており、イギリス・キプロス・アラブ首長国連邦などで、金融ライセンスを多数取得しています。

以下は、HFMにおけるそれぞれのグループ会社が取得したライセンスの一覧です。

・HF Markets (SV) Ltd:SVC FSA(セントビンセント及びグレナディーン諸島の金融ライセンス)

・HF Markets (DIFC) Ltd:DFSA(ドバイ金融サービス機構の金融ライセンス)

・HF Markets (UK) Ltd:FCA(英国金融行動監視機構の金融ライセンス)

・HF Markets (Europe) Ltd:CySEC(キプロス証券取引委員会の金融ライセンス)

・HF Markets Ltd:FSC(モーリシャス共和国の金融サービス委員会の金融ライセンス)

・HF Markets SA (PTY) Ltd:FSCA(南アフリカ共和国金融業界行為監督機構の金融ライセンス)

・HF Markets (Seychelles) Ltd:FSA(セーシェル金融庁の金融ライセンス)

このように、HFMはグループ会社全体で世界中の様々な金融ライセンスを取得しているため、安全性の確証ができていると判断できます。

また、HF Markets (UK) Ltdに関しては、特に規制が厳しいイギリスFCAへ登録ができているので、海外FX業者の中では非常に信頼性が高い業者だと言えるでしょう。

最大レバレッジ

冒頭でお伝えした通り、HFMの最大レバレッジは「1,000倍」となっています。国内FXの場合、レバレッジは25倍に固定されているため、海外FX業者であるHFMの1,000倍レバレッジは、非常に高いレバレッジだと言えるでしょう。

ただ、HFMには「MICRO口座」「PREMIUM口座」「ZERO SPREAD口座」「AUTO口座」「PAMM(PREMIUM)口座」「HFCOPY口座」という6タイプの口座タイプがあり、口座タイプごとに最大レバレッジが異なってきます。

・MICRO口座:最大レバレッジ1,000倍

・PREMIUM口座:最大レバレッジ500倍

・ZERO SPREAD口座:最大レバレッジ500倍

・AUTO口座:最大レバレッジ500倍

・PAMM(PREMIUM)口座:最大レバレッジ300倍

・HFCOPY口座:最大レバレッジ400倍

口座タイプと併せて、口座残高が300,000ドル(3300万円)以上になったり、所有しているポジションが50lotを超えると、レバレッジ制限がかかる場合があります。ただ、レバレッジがどれほど下がったとしてもHFMの最小レバレッジは「75倍」なので、これ以上下がることはありません。

なお、海外FX業者ではレバレッジ制限がかかることが当たり前なので、HFMに限ったことではないのです。

スプレッド

海外FXにおける取引コストを抑えていく上では、スプレッドが狭いかどうかということが重要な指標となってきます。スプレッドが狭いほど、取引コストを大きく軽減していくことができるのです。

HFMのスプレッドは狭いのかということの結論としては、ZERO SPREAD口座のスプレッドは狭いということ。ZERO SPREAD口座におけるスプレッドは、他の海外FX業者と比べてもかなり狭いスプレッドとなっており、スプレッドが最も狭いことで有名な「Tradeview」や「TTCM」に引けをとらないほどです。

ただ、ZERO SPREAD口座以外はお世辞にもスプレッドが狭いとは言えません。狭いスプレッドを求めている方はZERO SPREAD口座を開設すると良いでしょう。

インジケーターの種類

HFMでは、全ての口座タイプにおいて「MT4(メタトレーダー4)」と「MT5」を取引プラットフォームとして採用しています。

MT4は、ほとんどの海外FX業者で導入されているほど人気の取引プラットフォームです。また、MT4に比べて、次世代版のMT5は基礎性能が全体的に向上しており動作も早いため、裁量トレードを行う上では重宝する取引ツールとなっています。

ただ、MT5はカスタムインジケーターや自動売買システム(EA)の種類が少ないため、MT4ほど導入が進んでいません。

それでは、MT4とMT5で利用することができるインジケーターについて見ていきましょう。

1. 移動平均線(MA)

MT4とMT5の両方で利用することができるインジケーターとして、「移動平均線(Moving Average)」が挙げられるでしょう。

移動平均線とは、売買のタイミングを指示するシグナルを出すテクニカル指標の1つで、一定期間における為替レート(終値)の平均を、グラフで表現するインジケーターです。

テクニカル分析によって有利な条件で取引できるようになるため、FXにおける今後の方向を見定める上でも、移動平均線を利用することは重要だと言えます。

世に出回っている多くのインジケーターが移動平均線を基に開発されているため、移動平均線を使いこなせるようになれば、ほとんどのインジケーターを使えるようになるでしょう。

2. 一目均衡表

「一目均衡表」一目山人という日本人が開発したテクニカル指標で、MT5を利用する際におすすめなインジケーターの1つです。一目均衡表の特徴としては、他のインジケーターと違い、「雲」をチャート上に表示させること。

このように、視覚的に分かりやすい仕様となっているため、簡単にチャートの動きを予測することが可能というわけです。

EA(自動売買ツール)

HFMは、MT4とMT5を取引プラットフォームとして採用しています。また、HFMではプログラムに売買方法を設定して自動的にトレードを行う「自動売買ソフト(EA)」を利用することが可能です。

HFMでは「VPS・EAを導入し自動売買をする」「AUTO口座で自動売買をする」という方法で自動売買を行うことができます。

VPS・EAを導入する方法では購入コストがかかってしまいますが、1度に複数のEAを利用することができ、トレード手法を分散させやすいという利点があります。さらに、自動口座であるAUTO口座を開設することで、MQL5のトレーディングシグナルを1つ無料で利用することが可能です。

また、HFMでは2018年に「コピートレード」という新しいサービスを開始しました。コピートレードとは、プロトレーダーのトレードをコピーし、効率的に利益を得るという運用方法のことです。

コピートレードは「仕事が忙しくて裁量トレードができない」というサラリーマンの副業トレーダーの方にもおすすめの売買方法となっています。

マージンコール

FXで損失が拡大しロスカットされてしまうと、トレーダーは強制的に損失分が確定されてしまいます。そのため、FXではロスカットを回避することができないと、有効的なトレードをしていくことはできません。

ロスカットを避けるためには、ロスカットラインが近づいているということを知らせる「マージンコール」が重要になってきます。マージンコールが発動されることで、トレーダーは「ロスカットされないように口座に入金しよう」など、ロスカットされるリスクを回避することができるのです。

マージンコールは、トレーダーの証拠金維持率が一定の水準を下回ることで発動されます。HFMでは、証拠金維持率が50%に達した時点でマージンコールが発動します。これは、海外FX業者における一般的な水準であると言えるでしょう。

ただ、MICRO口座においてはマージンコールの水準が異なり、証拠金維持率40%を下回った時点での発生となっているので注意が必要です。それでは、HFMにおけるロスカットラインはどうなっているのでしょうか?

ロスカット

マージンコールと同じく、海外FX業者では証拠金維持率がある一定の水準を下回ることで、ロスカットが発動します。

HFMでは、証拠金維持率が20%に達した時点でロスカットが発生します。ロスカットラインにおいても、HFMは他の海外FX業者と比べても平均的だと言えるでしょう。

ただ、MICRO口座のロスカットラインにおいては、証拠金維持率が10%を下回った時点で発生するので、マージンコール同様に注意が必要となります。

ロスカットラインは低い方が資金を有効に活用できるため、トレーダーとしてはロスカットラインが低い業者を選んだ方がおすすめです。

両建て

HFMの公式サイトでは、両建て(裁定取引またはアービトラージ)トレードを行うことを禁止している明記がありません。HFMは、両建てトレードを許可している海外FX業者の1つだと言えるでしょう。

ただ、HFMに限らず、多くの海外FX業者では、同一口座における両建てのみが認められており、「複数口座での両建て」「他業者との両建て」は許容されていません。そのため、HFMで両建てをする際は、同一口座のみで行うようにしなければならないというわけです。

また、HFMのスプレッドは変動方式を取り入れているため、基本ルールを守っていれば効率的に両建てで利益率を高めていくことは可能でしょう。

ゼロカットシステム

海外FXトレーダーに対する救済システムである「ゼロカットシステム」ですが、国内FX業者にはゼロカットシステムが導入されていません。そのため、国内FXトレーダーには「追証(追加保証金)」という借金のようなものがリスクとして付きまとってきます。

一方、HFMを含めた多くの海外FX業者ではゼロカットシステムを導入しているため、追証が発生することはありません。追証が発生しないことで、HFMにおける大きな魅力であるハイレバレッジを利用したトレードを安心して行うことができます。

さらに、海外FXにおける心的負荷を軽減することにも繋がり、HFMではゼロカットシステムによる恩恵を大いに受けることができるでしょう。

取引手数料

海外FXで取引コストを抑えるためには、スプレッドの他にも、「取引ごとにかかる手数料」「スワップポイント」が重要となってきます。

HFMの取引手数料は、基本的に無料です。しかし、ZERO口座に関しては他の口座よりもスプレッドが狭いため、取引手数料が発生してしまいます。これはHFMに限ったことではなく、ほとんんどの海外FX業者におけるスプレッドが狭い口座では、取引手数料が発生してしまうものです。

ZERO口座で発生する取引手数料は通貨ペアごとに変わるので、自分が取引したい通貨ペアごとに取引手数料をあらかじめ確認しておきましょう。

また、通貨ペアごとの金利差としてポイントが付与されたり、逆に手数料がかかってしまうスワップポイントは、サーバー時間の00:00をまたいでポジションを保有しているときに発生します。

そのため、取引時間帯によってはスワップポイントが有利に働いたり不利に働いたりすることがあるので、スワップのレートに関してもあらかじめ確認しておくことが重要です。

入金手段

HFMの入金手段には、以下のような種類があります、

・クレジットカード・デビットカード

・Bitcoin (bitpay)

・bitwallet

・Bitcoin Cash

・VLOAD

・Crypto Payments

HFMに入金することで「mywallet」に資金が貯まり、mywalletから資金移動したい口座へ資金を移動することができます。

そして、口座へ資金移動することで、トレードができるようになるという仕組みです。Bitcoin Cashの入金では口座反映するまで即時〜10分程度かかり、bitwalletやBitCoinの入金では10分程度で口座に反映されるでしょう。

それでは、HFMの「出金手段」にはどのような方法があるでしょうか?

出金手段

HFMでは、以下のような出金方法の種類があります。

・クレジットカード・デビットカード

・Bitcoin (bitpay)

・bitwallet

・VLOAD

・Crypto Payments

HFMではこれら出金方法のどれを選んだとしてもスムーズに入出金できると評判で、「出金拒否に遭った」という報告はありません。そのため、HFMでは入出金において不便をすることは、あまり心配することはないでしょう。

ボーナス・キャンペーン

「国内FX業者では実施できないような豪華なボーナスキャンペーンが存在する」ということが、海外FX業者における大きな魅力だと言えるでしょう。国内FX業者との差をつけるという意味でも、充実したボーナスキャンペーンを行なっているという海外FX業者は多いです。

2024年12月現在、HFMでは「20%入金ボーナス」というボーナスキャンペーンを実施しています。以前はこれと併せて「HFM 勝利のレース」「30%レスキューボーナス」というボーナスキャンペーンも行なっていましたが、現在は実施していないようです。

20%入金ボーナスでは、最大75万円分のボーナスを受け取ることができます。口座への資金移動の都度適用されるので、比較的条件を達成するのが簡単になっているのが特徴です。

勝利のレースでは、入金・取引を行ったトレーダーの人数や取引量に応じて豪華な賞品をゲットすることができます。新規・既存の両方のトレーダーが参加できるので、興味がある方は忘れずにエントリーしてください。

また、HFMのボーナスには注意点があるので確認しておきましょう。

ボーナスが適用されるのは1種類のみ

HFMでは2種類のボーナスキャンペーンが実施されている時もありますが、両方のボーナスを受け取ることはできません。受け取れるボーナスは2つのうち1種類なので、自分に最適だと思うボーナスを選ぶことが大切です。

口座タイプによって対応していないこともある

HFMではボーナスを受け取れる口座と受け取れない口座があるので、口座開設する前に確認しておくことが重要だと言えるでしょう。以下は、口座タイプごとの受け取れるボーナスについてまとめたものです。

MICRO口座:クレジットボーナスに対応

PREMIUM口座:全てのボーナスに対応

ZERO SPREAD口座:対応ボーナスなし

AUTO口座:対応ボーナスなし

PAMM(PREMIUM)口座:対応ボーナスなし

HFCOPY口座:対応ボーナスなし

お分かりいただける通り、HFMでボーナスをもらうことができるのは、MICRO口座とPREMIUM口座のみとなります。

ボーナスが消滅することもある

・口座残高がゼロになるとボーナスは消える

・ゼロカットが発動するとボーナスは消える

・出金すると同額のボーナスは消える

このように、せっかくもらったボーナスが消滅してしまうケースもあるため注意が必要です。また、口座間の資金移動における割合によってボーナスが移動するということにも注意しておきましょう。

各種手数料

HFMにおける各種手数料は、以下のとおりです。

 

取引手数料:無料(ZERO SPREAD口座)

口座維持料:1ヶ月5ドル(およそ500円)

入金手数料:無料

出金手数料:無料(国内送金の場合824円)

また、入出金においては手数料の他にも、「最低入金額」として5~10ドルほど必要になります。

取引時間

世の中にはさまざまなトレーダーの方が存在し、それぞれ取引が行える時間帯は異なるでしょう。そのため、海外FX業者を選ぶ際は「いつ取引が行えるのか?」ということも重要な指標になります。

HFMでは、以下の時間帯に取引を行うことが可能です。

・日本夏時間:月曜日06:00~土曜日05:59

・日本冬時間:月曜日07:00~土曜日06:59

このように、HFMでは平日に多くのトレード時間を充てることができるでしょう。仕事や残業が夜遅くまでかかるという方でも、平日に問題なくトレードを行うことが可能です。

日本語サポート

国内FX業者ならともかく、海外FX業者だと「日本語でサポートがしてもらえるか?」ということが不安になってしまいますよね。海外FX業者にとって日本語サポートがあるということは、大きな魅力となることでしょう。

HFMでは、「日本語電話サポート」「ライブチャット」「Eメール」といった3種類の日本語対応を受けられます。海外FX業者のため基本的には英語表記であるものの、このように日本語サポートが受けられるのは嬉しいことです。

日本語電話サポートでは平日営業日本時間の15時30~23時まで、ライブチャットは平日24時間となっています。HFMのカスタマーサポートにおける日本語対応は、以下の時間帯までです。

日本夏時間:平日14:30~23:00

日本冬時間:平日15:00~24:00

評判や口コミ

はじめにもお伝えした通り、HFMには良い評判で持ちきりです。具体的には以下のような評価がされています。

・受賞歴が厚い

・出金拒否がない

・ハイレバレッジ

・ロスカットラインが低め

・口座タイプが多い

・ボーナスが充実している

・信頼性が高い

・通貨ペアの種類が豊富

このように、HFMは海外FX業者の中でも特に評価が高い業者なのです。また、どの業者にも批判はつきもので、HFMにもそれなりの批判は存在します。

・公式サイトの日本語が不自然

・信託保全でない

・ボーナスがやや使いづらい

このように多少の批判はあるものの、HFMが優良企業であることは間違いないでしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?HFMは海外FX業者の中でも、特に高い評価を受けている業者であることが、よくお分りいただけたと思います。

海外FX業者を見極める上で「口コミや評判」は非常に重要なものです。そういった見方では、HFMは本当に優良な海外FX業者であるということを判断できます。

「海外FXをやったことがない」という方も、初めての業者としてHFMを候補に入れてみてはいかがでしょうか?