MYFX Marketsの評判や評価・安全性などの特徴が3分で丸わかり

MYFX Markets(マイエフエックスマーケッツ)は2013年に設立された海外FX業者で、スキャルピング・短期売買・自動売買に特化していることで人気を集めつつあります。

海外FX業者は「豪華なボーナスキャンペーン」といった国内FX業者にはない魅力を大きく売り出している傾向がありますが、MYFX Marketsでは派手なボーナスキャンペーンを実施していないため、日本では知名度があまり高いとは言えないでしょう。

ただ、MYFX MarketsはFXトレードを行なうための取引環境が整備され、海外FX業者の中でも「堅実なトレード」ができるような海外FX業者となっているのです。

この記事では日本では馴染みの浅いMYFX Marketsについて、分かりやすくご紹介していきます。たった数分でMYFX Marketsにおける概要を掴み、海外FX業者選びの参考にしていきましょう。

運営会社

MYFX Marketsは、オーストラリアのFX業界において高い支持を得ている「AxiTrader(アクシトレーダー)」というグループの子会社で、ニュージーランドの海外FX業者です。

MYFX Marketsの優れた取引環境は、親会社であるAxiTraderによるものであり、整った取引環境をトレーダーに提供しています。

MYFX Marketsの運営方針としては、「世界のあらゆる金融商品を自由に取引できる環境づくりを目指す」ということです。実際に、「充実したカスタマーサビス」「狭いスプレッド」「高い約定力」「スリッページの削減」などを実施し、多くのトレーダーが安心して取引を継続できるような環境を提供しています。

では、MYFX Marketsは海外FX業者を判断する上で重要となる金融ライセンスを取得しているのでしょうか?

金融ライセンス

MYFX Marketsの金融ライセンスは、「SVG FSA(セントビンセント・グレナディーン諸島)の金融ライセンス」です。

MYFX Marketsではかつて、「モーリシャス共和国の金融サービス委員会(FSC)の金融ライセンス」を取得していたこともありますが、現在はSVG FSAの金融ライセンスを所有しているだけです。

セントビンセント・グレナディーン諸島はカリブ海における小さい島国で、SVG FSAの金融ライセンスはどちらかいうとマイナーな部類となるでしょう。そのため、金融ライセンスにおける信頼性は高いとは言えないかもしれません。

しかし、海外FX業者における魅力である「ハイレバレッジトレード」「豪華ボーナスキャンペーン」などを実施するためには、規制が緩いマイナーライセンスを取得するのは仕方のないことだとも言えます。

また、MYFX Marketsは金融ライセンスを取得していることで、所有しない海外FX業者と比べると、比較的安全性を確証していると言えるでしょう。

最大レバレッジ

海外FX業者では、それぞれの口座タイプごとに最大レバレッジが異なるケースが存在します。

一方、MYFX Marketsにおける「スタンダード口座」「プロ口座」という全ての口座タイプにおいて、「最大400倍のレバレッジ」によるトレードが可能となっています。

レバレッジを活用することで、トレーダーは小さな資金から大きなトレードを行うことができるため、より効果的に利益を生み出すことが可能です。

ただ、「最大レバレッジ3,000倍〜1,000倍」というようにレバレッジがあまりに高すぎると、「大きなポジションを持ってしまう」「含み損が増える」などのリスクもそれだけ大きくなってしまいます。そのため、海外FX業者としては決して高くない「最大400倍」というレバレッジは、比較的バランスが良いと言えるのではないでしょうか。

また、国内FX業者だと最大レバレッジが25倍に固定されているため、海外FX業者であるMYFX Marketsにおいては、ハイレバレッジをよく実感できることでしょう。

スプレッド

 「MYFX Marketsのスプレッドは狭いのか?」ということも、海外FX業者を判断する上で重要な指標となるでしょう。前項でもお伝えした通り、MYFX Marketsは狭めのスプレッドでのトレードが可能となっています。

MYFX Marketsでは、FX商品・CFD・コモディティといった全てに金融商品において、狭いスプレッドでのトレードが可能で、スプレッドに関しては「業界最高水準狭スプレッド0.0pips~」というように、海外FX業者でも最高水準の狭スプレッドを提供しているのです。

MYFX Marketsには「スタンダード口座」と「プロ口座」という2種類の口座タイプがありますが、どちらの口座もスプレッドが狭いと評判になっています。特に、プロ口座におけるスプレッドと、豪ドル関連の通貨ペアにおけるスプレッドは非常に狭いものとなっているようです。

そのため、「豪ドルで取引したい」というトレーダーにおすすめの海外FX業者だと言えるでしょう。

インジケーターの種類

海外FX業者は「MT4(メタトレーダー4)」「MT5」「cTrader」といった取引ツールを利用していることが多く、中には独自のツールをプラットフォームとして利用している海外FX業者も存在します。

一方、MYFX Marketsで利用できる取引ツールは「MT4のみ」となっており、MYFX Marketsでは、MT4を好条件の環境で稼働させることが可能です。

MT4は「ダウンロードタイプ(windows対応)」「プラウザタイプ(windows・mac対応)」「専用アプリ(Android・iOS対応)」がリリースされているプラットフォームとなっています。

また、MT4は多くのインジケーターに対応しているため、さまざまな種類のインジケーターを利用することが可能です。ただ、多くのインジケーターを設定してしまうと動作が重くなってしまうので注意が必要となります。

それでは、MT4で利用することができるインジケーターとして、「移動平均線(MA)」と「JPN_Time_Sub.mq4」をご紹介します。

1. 移動平均線(MA)

「移動平均線(MA)」とは、一定期間における価格の平均値を、線グラフにしてチャート表示したもので、多くのトレーダーに利用されているインジケーターです。。チャートに移動平均線を表示することで、今後のトレンドを予想していくことができます。

移動平均線はトレンド系インジケーターの代表格なので、利用の仕方を覚えておくと良いでしょう。

2. JPN_Time_Sub.mq4

「JPN_Time_Sub.mq4」とは、MTのチャート横軸に日本時間を表示するインジケーターのことです。

MT4を利用するにあたってネックとなることは、チャートに表示される時間表記が日本語だという点でしょう。そこで、JPN_Time_Sub.mq4を利用すれば、チャートにおける時間表記を日本語にすることができるため、MT4における問題を解決することができるのです。

日本語表示にすることで市場の分析がしやすくなるため、MT4を利用するトレーダーとしては、是非とも導入しておきたいインジーターだと言えるでしょう。

EA(自動売買ツール)

自動売買では、あらかじめ設定しておいたプログラムにて自動で売買が行えるため、感情に惑わされない機械的なトレードができます。特に、海外FXに慣れていない初心者の方にもおすすめな運用方法だと言えます。

そのため、自動売買(EA)が利用できるかどうかは、海外FX業者を選ぶ上で重要だと言えるでしょう。MYFX MarketsではEAを利用することに対して一切の制限がかかっていないため、好きなEAを利用して、効率的に利益を出していくことが可能です。

また、MYFX MarketsのプラットフォームであるMT4はEAとの相性も良く、自動売買を積極的に行なっていくことができます。ちなみに、MT4では自分でEAをプログラミングすることも可能ですが、他者が制作した優秀なEAをインストールすることも可能です。

このように、「自動売買で運用していきたい」という方にでも、MYFX Marketsはオススメすることができる海外FX業者なのです。

マージンコール

多くの海外FX業者はマージンコールを証拠金維持率50%ほどで発令していますが、MYFX Marketsでは証拠金維持率90%以下でマージンコールが発令されます。

マージンコールはユーザーがロスカットされないようにするための注意喚起でありますが、MYFX Marketsは他の海外FX業者に比べて、マージンコールの発令が非常に早いと言えるでしょう。

それでは、MYFX Marketsにおけるロスカットラインはどうなっているでしょうか?

ロスカット

MYFX Marketsにおけるロスカットラインは、証拠金維持率20%以下となっています。マージンコールが大分早めに設定されていたため、ロスカットされる水準も高いのではと心配な方もいらっしゃると思いますが、海外FX業者では平均的なロスカット水準だと言えるでしょう。

ロスカット水準が高い業者だと許容できる評価損益が小さくなってしまうため、取引における快適度が下がってしまいます。そのため、ロスカットラインが高い業者ではエントリー枚数を減らしたり、口座への入金額を増やしたりして、証拠金維持率を高く保たなければならなくなってしまうのです。

一方、ロスカットラインが高くないMYFX Marketsでは、スキャルピングをする際にも十分に余裕を持って逆指値などを設定することができます。快適な取引ができるという点は、MYFX Marketsにおけるメリットだと言えるでしょう。

両建て

スキャルピングトレード・自動売買ソフト(EA)の利用と併せて、MYFX Marketsでは「両建て(裁定取引、アービトラージ)」をすることも可能となっています。そのため、MYFX Marketsは利用制限が厳しくなく、多くのトレーダーたちの要望に応えてくれる海外FX業者だと言えるでしょう。

MYFX Marketsが両建てを禁止していない理由としては、取引形態に「NDD方式(ディーラーが取引に介入しない方式)」を取り入れているためです。「DD方式(ディーラーが取引に介入する方式)」を取り入れている海外FX業者は、トレーダーに両建てをされると、ディーラーによるカバーが追いつかないことがあります。

そのため、ディーラーのカバー外でトレーダーに利益を出されてしまうと、業者側の損失となってしまいます。DD方式では、トレーダーと業者の間に「利益相反の関係」があるからです。

一方、NDD方式ではトレーダーと業者の間に利益相反の関係はないため、トレーダーが両建てによって利益を出しても、業者が損失を被ることはありません。そのため、NDD方式を導入している海外FX業者には、スキャルピングやEA、両建てなどの制限がないのです。

また、MYFX Marketsでは両建ての際における必要証拠金は、ポジションに応じて相殺されます。

ゼロカットシステム

国内FX業者には、口座残高がマイナスになってしまった場合にゼロに戻してくれる「ゼロカットシステム」が導入されていないため、、追証(借金)が発生してしまうというリスクがあります。

一方、海外FX業者にはゼロカットシステムが採用されていることが多く、追証が発生しないという業者が多い傾向です。海外FX業者であるMYFX Marketsでも、もちろんゼロカットシステムを採用していますが、通常のゼロカットシステムとは少々異なります。

 

MYFX Marketsでゼロカットシステムを適用させるためには、「一定の提示額を入金する」という条件があるのです。通常のゼロカットシステムはマイナス口座になった場合に無条件で発動するものですが、MYFX Marketsでは一定額の入金をする必要があります。

たとえば、「6万円のマイナス分をゼロに戻すためには、4万円の入金が必要」というように、ゼロカットを発動するための条件が提示されるというわけです。このように、MYFX Marketsでは無条件でゼロカットシステムを発動させることはできないため、注意しましょう。

取引手数料

FXトレードにおける取引コストは、スプレッドと「取引手数料」に左右されてきます。そのため、取引手数料が安いかどうかは非常に重要なポイントとなるでしょう。

MYFX Marketsのスタンダード口座においては、取引手数料が一切かかることはありません。そのため、MYFX Marketsのスタンダード口座では、取引におけるコストを抑えることができそうです。

一方、MYFX Marketsのプロ口座においては、1往復につき7ドル(620円)の取引手数料がコストとして発生してしまいます。

ただ、プロ口座では7ドルの取引手数料がかかるものの、プロ口座へ手数料分の0.7pipsを加算したとしても、極狭スプレッドで取引コストを大きく抑えることができるため、スタンダード口座よりもお得になる可能性が高いです。

入金手段

「自分が行いたい入金手段があるかどうか」ということも、海外FX業者を選ぶ上では大切なポイントだと言えるでしょう。MYFX Marketsでは、以下4種類の入金方法が可能となっています。

・bitwallet

・bitpay

・国内銀行送金

・海外銀行送金

クレジットカード入金に関しては以前対応していたことがありましたが、現在はメンテナス中となっており、クレジットカード入金をすることはできません。メンテナンスが完了すれば、クレジットカード入金ができるようになるでしょう。

MYFX Marketsの入金方法に関しては、「bitwallet」「bitpay」「日本国内送金」「海外銀行送金」の4種類があることがお分りいただけましたが、「出金方法」にはどのような種類があるのでしょうか?

出金手段

MYFX Marketsにおける出金手段としては、以下3種類の方法が挙げられます。

・bitwallet

・海外銀行送金

・RMB Direct Transfer(UnionPay)

このように、入金方法としては可能だった日本国内銀行送金はできないため、注意が必要です。そして、海外銀行送金で出金をする際の口座反映は、およそ3~7日営業かかってしまいます。

一方、bitwalletの着金速度は非常に早いため、MYFX Marketsではbitwalletを利用した出金方法がおすすめだと言えるでしょう。

また、MYFX Marketsではポジションを持ったまま出金することが可能ですが、その際は口座に証拠金が十分残っているかどうかを確認することが大切だと言えます。なぜかというと、出金完了後にロスカットレベルが下がったりすることもあり、口座に十分な証拠金が残っていない場合は強制的に約定されてしまうからです。

さらに、MYFX Marketsでは第3者からの出金をすることはできません。MYFX MarketsはAML(アンチ・マネーロンダリング)に基づき、口座名義と同一口座への資金送金しかできないからです。

そのため、自分の口座にしか送金することができないため、身近な人であっても送金することはできないので注意しましょう。

ボーナス・キャンペーン

前項でお伝えした通り、MYFX Marketsで実施しているボーナスキャンペーンは、他の海外FX業者におけるボーナスキャンペーンほど豪華なものではありません。しかし、MYFX Marketsのボーナスキャンペーンは、トレードにおいて有利に働くことは間違いないでしょう。

MYFX Marketsが実施しているボーナスキャンペーンには、以下のようなものがあります。

・新規口座開設ボーナスキャンペーン5,000円

・他社から乗り換えボーナスキャンペーン(先着500名に5,000円のボーナスが付与)

・友達紹介ボーナスキャンペーン(紹介者と紹介された友達の両方に25ドルのボーナス)

・くじ引きボーナスキャンペーン(iPhone・腕時計などの豪華商品が当たる)

 

たしかに、海外FX業者の「新規口座開設1~6万ボーナスキャンペーン」や「100%入金ボーナスキャンペーン」ほどのキャンペーンがないことは事実ですが、ご覧の通り、MYFX Marketsのボーナスキャンペーンは、もらっておいて損をすることがない内容だと言えるでしょう。

また、多くの海外FX業者では「ボーナスが適用されるのはスタンダード口座のみ」というように、口座タイプによってボーナスの適用がされないケースが存在します。一方、MYFX Marketsでは「スタンダード口座」「プロ口座」の両方においてボーナス対象となっているのが、大きなメリットだと言えるでしょう。

各種手数料

MYFX Marketsにおける各種手数料は、以下の通りになっています。

・取引手数料:無料(プロ口座のみ7ドル)

・口座維持費料金:無料

・入金手数料:無料(各金融サービス機関から口座への入金手数料は利用者負担)

・出金手数料:有料

出金手数料に関しては有料となっており、海外銀行送金においては2,000円の手数料が発生するのに併せて、国内銀行などでの受取手数料として4,500円ほどかかり、RMBにおける出金だと2,500円の手数料がかかってしまいます。

ただ、bitwalletの場合は海外FX口座からbitwalletへの出金手数料は無料となり、bitwalletから自分の口座へ出金する際に手数料として、「824円」がかかります。そのため、MYFX Marketsで出金する際は、bitwalletが非常にオススメです。

取引時間

MYFX Marketsにおける取引時間は、以下のとおりとなっています。

日本夏時間:月曜日06:00~土曜日06:00

日本冬時間:月曜日07:00~土曜日07:00

日本語サポート

海外FXには日本語サポートに力を入れた業者が多く、MYFX Marketsも例に漏れず日本語によるサポートが充実しています。MYFX Marketsでは、日本人スタッフによるライブチャット・LINE・メール・電話での問い合わせが可能です。

このように、MYFX Marketsは日本語サポートが充実しているため、安心してFXトレードをしていくことができるでしょう。

評判や口コミ

性質上、MYFX Marketsは海外FXトレーダーよりも、国内FXトレーダーからの支持が高いと言えます。国内FXトレーダーのMYFX Marketsにおける口コミは、以下のとおりです。

・海外FX業者としてはスプレッドが狭い

・特に豪ドルのスプレッドが有利

・日本語サポートが充実している

・全体的に使いやすい

・約定力が高い

・サーバーが安定している

やはり、ボーナスキャンペーン等ではなく、約定力やスプレッドなどの基本的な性能を高く評価されているようです。どの海外FX業者も同様に、MYFX Marketsは良い評判だけではありません。

・ボーナスが物足りない

・回線不通が多い

・問い合わせが返ってこない

MYFX Marketsのボーナス面に関してはシステム上「物足りない」という意見が多く、サポート面に関しては、どうも意見が分かれている模様です。ただ、それでも豪ドルのスプレッドの狭さや基本性能の高さが高く、多くのトレーダーに利用されている海外FX業者であることは間違いないでしょう。

まとめ

MYFX Marketsは海外FX業者特有の派手なボーナスキャンペーンはないものの、基礎的な性能が高いということが、よくお分りいただけたことでしょう。海外FX業者には多くの種類がありますが、それぞれの業者が異なる利点を持っているのは興味深いところですね。

そのため、多くの海外FX業者の性質を理解し、自分に合った海外FX業者を選んでいくことが大切です。MYFX Marketsも海外FXとして非常に優秀な業者なので、口座開設する候補としても間違いではないでしょう。