危険!海外FXのソーシャルトレードとは?扱う際の注意点

ソーシャルトレード(コピートレード)は、日本では珍しい海外FXのサービスです。

日本国内で取り扱っているFX業者は、1・2社というほど限られています。

 この記事では以下について説明します。

 

  • 海外FXのソーシャルトレードの仕組み
  • ソーシャルトレードの危険性
  • ソーシャルトレードをする場合の注意点

 

海外FXのソーシャルトレードとは?

ソーシャルトレードとは、SNSを用いてトレードできる仕組みのことを指します。TwitterinstagramFacebookなどの大型SNSというプラットフォームを利用してトレードを行います。

 

実際には、優秀なトレーダーをフォロー(コピー)して動作を行うことで、そのトレーダーと完全に同じ運用ができるという仕組みになっています。

 

フォローされているトレーダーのことは、「ストラテジープロバイダー」と呼びます。

 

ストラテジープロバイダーの運用については公開されていて、フォローした人の口座からは自動的にストラテジープロバイダーのトレードと同じタイミングで注文(コピー)が行われます。

 

ストラテジープロバイダーと証拠金が違う場合はどうなるの?

コピーされる注文は、資産割合に応じて計算され、決定されるので問題ないです。

例えば、ストラテジープロバイダーの資産運用が10万だった場合、フォローした人は1万円の買いが入ることになります。

 

ストラテジープロバイダーの公開される情報とは?

ストラテジープロバイダーの公開する情報としては、パフォーマンスや資産情報、取引情報が確認できます。

 

<パフォーマンス>

  • 運用開始時期
  • 利益
  • 最大ドローダウン
  • フォロワー
  • 報酬率

 

<資産残高>

  • 初期残高
  • 出金額
  • 利益総額
  • 現在残高

 

<取引情報>

  • 取引回数
  • 勝ち数
  • 負け数
  • 勝率
  • 平均利益
  • 平均損益
  • 平均取引量
  • 平均取引期間

 

<特にチェックするべき項目>

  • 最大ドローダウン:損失をどれくらい許容しながら運用するか
  • 利益総額:どれくらい利益を出した成果があるのか
  • 取引回数:運用成績が高いのか
  • 勝率:信頼できるプロバイダーなのか

 

ソーシャルトレードのメリット

ソーシャルトレードは、機械をコピーしているわけではなく実在しているトレーダーの運用をコピーしているので、自動売買の「システムトレード」と比べて状況に応じて対応をしやすいです。

 

あくまでストラテジープロバイダーの裁量を真似させてもらっているので、ストラテジープロバイダー本人も負けないように試行錯誤して運用をしているはずです。

 

システムトレードとは?ソーシャルトレードとの違い

システムトレードとは、売買のタイミングをプログラムによって機械的に運用するトレードのことです。

 

システムの条件をあらかじめ設定しておいて、条件をクリアしたときに自動で注文をすることができます。

 

有名なものとしては、MT4MT5EAなどがあげられます。

 

システムトレードは、あくまでも機械的にトレードを行うため、注意するべき点もあります。

 

  1. 移り変わりに対応する必要がある
  2. 海外の経済的なできごとの反動がある

 

少し詳しく説明します。

 

1.移り変わりに対応する必要がある

FXトレードとはそもそも、投資家の思考によって価格の変動が起こります。

例えば、以下の状況で価格の変動が起こりやすいです。

 

  • 同じストラテジーを利用する人が増えた
  • 流行りのトレード手法が生まれた
  • FXのトレーダーが増えた

 

システムトレードは機械的であるため、定期的にチェックをして自分で動かしておかないと、時代の流れに置いていかれてしまいます。

 

この点で、ソーシャルトレードであれば実在する人の動きをコピーすることができるので、時代の流れに乗りながら稼ぎ続けてくれる可能性が高いです。

 

2.海外の経済的なできごとの反動がある

例えば、最近の出来事だと、以下の例があげられます。

 

  • アメリカで多発する事件
  • ヨーロッパのテロ
  • イギリスのEU離脱
  • 震災

 

このような環境による相場が変動しやすいため、システムトレードでは対応しきれないことがあります。

 

システムトレードを利用する投資家はこの場合、ストラテジーを止めることにより対処することが一般的です。

 

これに比べてソーシャルトレードでは、実在する人がトレードを行なっているため、逆に勝ち幅を上げてくれる可能性もあります。

 

また、システムトレードほど自分で管理をしなくても、トレーダーが対応してくれるのでトレードを上手に継続しやすいです。

 

海外FXのソーシャルトレードは危険?理由とは

ソーシャルトレードには良い部分が多く見つかりますが、実際には危険な部分もあります。

 

ソーシャルトレードをしたいと考えている人は、危険性をしっかりとおさえて、安全なトレードができるように心がける必要があります。

 

注意する点としては、以下の2点があげられます。

 

  1. 公式ホームページに記載されている情報が嘘
  2. 運用しているのが人ではなくてプログラム

 

成績や情報を偽ることは、とっても簡単にできてしまいます。

 

偽りの自動売買プログラムを量産し、好成績のものを上位表示するだけで「好成績のトレーダー」は偽ることができます。

 

また、プロフィール画面には実名や顔のアイコンを使っていない場合があります。これだと、アカウントが本当に人間なのかプログラムなのかがわかりません。

 

上記の説明の通り、ソーシャルトレードの魅力は「実在している人が状況に対応してトレードをする」ことにあります。

 

プログラムがトレードをしていては、ソーシャルトレードの意味がありません。

 

FXトレードで問題があったら警察に行けば良い!は甘い

そもそも法的に問題があるのか、ということですが、「人間の正体が自動売買プログラムであった」で、成績も改ざんされていたとなれば、問題ではあるはずです。

 

しかし、実際は「架空の人物を作り上げた」という罪がどれくらい警察を動かすかと言えば、あまり現実的ではないです。

 

日本の警察は、正体を騙されたことにより実害があった場合でなければ、どうすることもできないでしょう。

 

FXソーシャルトレードをするときに注意すべき点

実際に「FX ソーシャルトレード 詐欺」で調べてみた結果、特定のサービスで詐欺にあっているとの報告が多く上がっていました。

 

これに関しては、金融庁が勧告を出しています。

 

海外サーバーを使って会社の運営をしている業者で詐欺的な要素のある被害にあった場合、泣き寝いりをすることになるケースがほとんどです。

 

以下は確認するポイントです。

 

  • 代表者名が書いてあるのか
  • 連絡先が公開されているか
  • 所在地の国が不自然でないか

 

怪しい業者の場合、上記のような情報を隠蔽するケースがほとんどです。

連絡先の情報や業者の登録情報がしっかり明記されているのかを確認しましょう。

所在地の国が聞いたこともないような国の場合は、特に要注意です。

 

とは言えもちろん、すべてのソーシャルトレードが詐欺なわけではありません。

 

しかし、特に海外の無登録業者を利用してトレードをしようと考えている場合は、事前に口コミや評判を念入りに調べることをおすすめします。

FXのソーシャルトレードは安全を見極めて活用しよう

ソーシャルトレードは、正規のFX業者から始めれば、効率的であると言えるでしょう。

 

信頼できるストラテジープロバイダーをフォローしておけば、自動的に利益を生み出してくれる可能性があります。

 

しかし、見極めを誤ると詐欺などの危険があるので、ソーシャルトレードを始めるときのFX業者はしっかりと見定めるようにするべきだと言えます。

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