FXの平均足手法とは?平均足の基礎知識や読み方・組み合わせ方

FXで利益を上げるには、現在のレートがこれから上がるのか下がるのかを予想しなければなりません。

レートを予想するにはチャートを読み解いていく必要があるのですが、その読み解く方法を「手法」といいます。

 

手法にはいろいろなものがあるので、


「いろんな本やブログを読めば読むほど、どの手法がいいのかわ分からない!」
「FXを始めたばかり!まず最初に知っておくべきことは何?」


と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

 

知識をどんどん吸収してしまい、知識ばかりで取引がまったくできない頭でっかちになっていませんか?

 

実は、FXの手法はシンプルなものが一番!考えすぎると損失をどんどん拡大してしまう可能性があります。

 

そこで、この記事ではFXの手法の中でも分かりやすい「平均足手法」について、FXを始めたばかりの人にも分かるよう丁寧に解説していきます。

 

FXは初めたばかり。初心者にも分かりやすい手法が知りたい!」「」という人はぜひ最後までお読みくださいね。

平均足手法とは?

平均足手法とは、平均足を使っておこなわれるトレード方法のひとつです。
平均足手法でトレードをしていくには、まず平均足について理解する必要があります。

 

ここからは、平均足について詳しく見ていきましょう。

 

平均足の基礎知識

「平均足って?」という人にむけて、まず最初は平均足の基礎知識から見ていきましょう。

 

平均足って?ローソク足と何が違うの?

平均足とは、ローソク足に変更を加えトレンドをさらに分かりやすくしたものです。
ローソク足と平均足の違いはこちら。

 

ローソク足平均足
始値・終値・高値・安値の4つの値によって表される始値・終値・高値・安値の4つ値の平均により形成される

 

平均足は、トレンドの一方向だけにヒゲが長く表れるため把握しやすいですが、その反面、現在値や細かい値動きが分からないため短期売買には不向きです。

 

平均足はどうやって計算するの?

それでは、平均足はどのように計算されるのでしょうか?

 

平均足は「始値・高値・安値・終値」の4つの値から構成されています。
4
つの値の計算方法はこちら。

 

始値1本前の実体の(始値+終値)÷2
高値当日の高値
安値当日の安値
終値現在の実体の(始値+高値+安値+終値)÷4

 

始値が1本前の実体の中心から始まり、終値は現在の実体の始値・高値・安値・終値を平均した値となります。

 

平均足のメリット4つと・デメリット2

 

メリット
  • 視覚的に一目でトレンドが分かる
  • トレンドの終了時期や転換時期が分かりやすい
  • ダマシが少ない
  • ローリスクハイリターンの売買がしやすい

 

デメリット
  • 現在値を把握できない
  • 細かい値動きが分からず、短期売買には向かない

 

平均足はどうやって見るの?

ここからは平均足の主な動きや、特有のヒゲの状態について見ていきましょう。

 

平均足の主な動き方8

平均足の主な動き方は以下の8つ。
平均足のヒゲから読み取れる状態は、ローソク足とは違いますので気を付けましょう。

 

動き方意味合い
陽線が連続で出る上昇
陰線が連続で出る下降
上ヒゲ陽線が連続で出る強い上昇
下ヒゲ陰線が連続で出る強い下降
陽線に下ヒゲが出る上昇の弱まり
陰線に上ヒゲが出る下降の弱まり
上下どちらにもヒゲが出る気迷い
1日前より足が短い気迷い

 

ダマシ回避!平均足を使ったエントリー・決済方法

  1. 平均足の実体の色が変わり、同じ色が3本続いたらポジションを持つ
  2. 実体が同じ色の間はそのままホールド
  3. その後、3本続けて実体の色が変わったら決済

 

ヒゲから何が分かるの?

ヒゲから何を読み取るかが重要になる平均足。ヒゲをじっくり観察し、トレンドを見極めましょう。
ヒゲの主な状態はこの4つです。

 

ヒゲの状態意味合い
陽線に長い上ヒゲが出る強い上昇
陽線に下ヒゲがない強い上昇
陰線に長い下ヒゲが出る強い下降
陰線に上ヒゲがない強い下降

 

上記でも触れましたが、通常はないはずの「陽線+下ヒゲ」「陰線+上ヒゲ」が出る場合は変換期が近いと予想されます。

 

平均足とヒゲの状態を見極めれば、今後の動きの予想がつきやすくなりますね。

 

平均足を使う時に気をつけることは?

日足などの長い時間軸を使用する

平均足を使う時に気をつけた方がいいのは「日足などの長い時間軸を使用する」こと。

 

1分足などの短い時間軸を使うと、現在の動きに反した実体が複数出現することがあります。
その度に決済やエントリーを繰り返していると、大きな利益を確定するのが難しくなってしまいます。

 

一方長い時間軸を使うと連続的に続く可能性が高くなり、利益を伸ばすトレードが可能になるのです。

 

平均足手法でトレードをする場合は、日足などの長い時間軸を使うようにしましょう。

 

他のインデジケーターと組み合わせる

平均足はそれだけでもトレンドの動きがよく分かるので初心者でも使いやすいのですが、それだけでは不安な点もあります。

 

そこで、他のインジケーターと組み合わせるのがおすすめ。
インジケーターは多くのものがあるので、自分の使いやすいものを使いましょう。

 

一例として、移動平均線と組み合わせる方法を次で紹介します。

 

移動平均線を組み合わせてみよう

平均足手法は初心者にも使いやすい方法ですが、移動平均線と組わせればさらに正確にチャートを読み解くことができます。

 

具体的には、平均足と移動平均線が重なる場所でエントリー・決済することで、「ダマシ」を回避できます。

 

エントリー・決済ポイントはこちらの2つです。

 

  1. 平均足が陽線に転換し数本後に移動平均線がゴールデンクロスすればエントリー
  2. 平均足が陰線に転換し数本後に移動平均線がデッドクロスすれば決済

 

ゴールデンクロス・デッドクロスとは?

ゴールデンクロス

短期の移動平均線が長期の移動平均線を下から上へ抜けつつ交差する状態。
平均足とも交差すれば、その後上昇トレンドになる可能性が高いです。
この時点で買いエントリーまたは売りの決済をしましょう!

デッドクロス

短期の移動平均線が長期の移動平均線を上から下に抜けつつ交差する状態。
この後は下降トレンドになる可能性が高いため、ここで買いの決済または売りエントリーしましょう。平均足と一緒に移動平均線も同時に表示すると、ダマシを回避して正確な取引ができるようになります。

 

平均足・移動平均線のFAQ(よくある質問)

 

移動平均線がゴールデンクロスになったのでエントリーしましたが、そのあとすぐに下降になりました。ダマシを避けるにはどうすればいいですか?
ゴールデンクロスにもダマシがあります。長期移動平均線が上を向いているかを確認し、上向きなら買いエントリーです。平行・下向きならエントリーは見送って。
反対に、デッドクロスの時は長期移動平均線が下向きなら売りエントリーするようにしましょう。

 

平均足で同じ色が数本続いたためエントリーしましたがダマシでした。見分けるには?
同じ色の実体が3本続いた場合でも、「長さが短い」「上と下の両方にヒゲが出ている」場合はもみ合いの可能性が。エントリーせずにそのまま様子をみましょう。

 

平均足を使って逆張りで取引ができますか?
平均足はトレンドを分かりやすく見極めるために作られたものなので、順張りで一番効果を発揮します。逆張りではまったく効果が出ないので、逆張りで取引をしたいなら他のインジケーターを使いましょう。

 

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