ミシガン大学消費者信頼感指数

ミシガン大学消費者信頼感指数とは何か?ミシガン大学消費者信頼感指数を分かりやすく解説

「ミシガン大学消費者信頼感指数」という指標をご存知でしょうか?一見難しそうな用語ですが、いったいどのような意味を持ち、FXにおいてどのような影響を与えるのでしょう。

 

ミシガン大学消費者信頼感指数とは、消費者の「マインド調査(消費者が現状にどのような意識を持っているかを調査したもので意識調査とも言う)」を指数化したものを指します。消費者マインド調査では電話によるアンケートを実施し、そのアンケート結果を集計するのです。アンケート内容としては、「景況感」「雇用状況」「所得」などの質問に対して「楽観」または「悲観」で解答するという形式になっています。

 

また、ミシガン大学消費者信頼感指数には「速報値(集計したデータに修正を加えず、すぐに公表される数値のこと)」「確報値(速報値に対して修正を加えた数値のこと)」の公表が行われます。速報値ではアンケート対象者300人から、確報値ではアンケート対象者500人からデータを集計し、消費者マインドを調査するというわけです。このようにアンケートで集計されたデータは、1966年を100として消費者マインドを指数化していきます。

 

以上のことから分かるように、ミシガン大学消費者信頼感指数では対象者が比較的少数であることが、よくお分かりいただけるでしょう。そのため、毎月公表される指数のバラつきが多いのです。

 

このような特徴を持つミシガン大学消費者信頼感指数は、どういった機関から公表されるのでしょうか?ミシガン大学消費者信頼感指数は、アメリカ合衆国の「ミシガン大学のサーベイ・リサーチセンター」がアンケートを実施し、集計したデータを公表します。

 

ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値・確報値)はいつ発表されるかというと、毎月10日前後の金曜日に発表されることが多いです。発表される時間は夏時間PM11:00(米国時間・日本時間)、冬時間AM0:00(米国時間・日本時間)の発表となっています。

ミシガン大学消費者信頼感指数のFXにおける影響度・チャートの値動き

ここまでご紹介してきた「ミシガン大学消費者信頼感指数」は、株式市場や為替市場などのマーケットやチャートにおいて、どのような影響を与えるのでしょうか?実は、消費者マインドを調査するというミシガン大学消費者信頼感指数も、FX取引を行っていく上で役立てることができる経済指標の1つです。

 

まず、ミシガン大学消費者信頼感指数は「コンファレンスボード(アメリカ合衆国の経済団体や労働組合などで構成される非営利民間調査機関のこと)発表の消費者信頼感指数」よりも早く発表されます。そのため、FXトレーダーなどのマーケット関係者たちからの注目が多く集まるというわけです。

 

すなわち、注目度が高いということは景気動向に与える影響力も大きいと言えるでしょう。そして、米国のGDP(国内総生産)の動向をチェックすることも可能となります。

 

また、ミシガン大学消費者信頼感指数の公表数値が高ければ、消費者たちの楽観的な見方が強いという判断ができるでしょう(米ドル買い材料)。一方、公表数値が低ければ消費たちの悲観的な見方が強まっているという判断ができます(米ドル売り材料)そのため、ミシガン大学消費者信頼感指数の公表数値の推移によって、米ドルの買い材料や売り材料になることがあるというわけです。

 

ただ、ミシガン大学消費者信頼感指数をFX取引の指標として活用していく場合は、気をつけるべきポイントがあります。上述したとおり、ミシガン大学消費者信頼感指数の対象者数は非常に少数のため、毎月のデータごとにバラツキが生じやすいということです。

 

本指数にバラツキが生じやすいため、ミシガン大学消費者信頼感指数だけを指標として活用するのではなく、他の経済指標も併せて活用するようと良いでしょう。

まとめ

FXトレーダーとして経済状況を予想していくためにも、ミシガン大学消費者信頼感指数を活用することは大事なことです。

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