MT4・MT5での過去チャートのメリット・デメリットや検証方法

MT4・MT5は、世界で1番利用されているFXのプラットフォームです。

 

億り人といわれる、1億円以上の利益を出しているFXトレーダーの多くがMT4・MT5を利用しているといわれています。

 

MT4・MT5が人気の理由はたくさんありますが、過去のチャートを検証できることもMT4・MT5の人気の大きな理由です。

 

過去のチャートを検証することによってFXの勝率を飛躍的にあげることができます。

 

なぜ、過去のチャートを検証することによってFXの勝率を上げることができるのでしょうか?

 

過去のチャートを検証することにFXの勝率を上げることができる理由についてわからない方も多いですよね?

 

そこで今回は過去のチャートを検証することのメリット・デメリットとMT4・MT5で過去のチャートを検証する方法について説明します。

 

わかりやすく説明しますのでぜひ最後まで読んでくださいね。

 

過去のチャートを検証するメリットは2

このチャートを検証するメリットはたくさんありますが主なメリットは2つになります。

 

  1. チャートは繰り返す
  2. 売買ルールを作るのに役に立つ

 

それぞれのメリットについてわかりやすく説明していきますね。

1.チャートは繰り返す

チャートは人間が作るものです。人間が為替の売り買いをすることによってチャートが形成されます。

 

今も昔も人間の脳は大きく変わっていないといわれていますので、未来のチャートも過去のチャートのように形成される可能性は十分にあるのです。

 

過去のチャートは、未来のチャートに繰り返すことを知っている最大のメリットは損切りになります。

 

損切りは、人間の本能に逆らった行為になるので非常に行うことが難しいのです。

 

実際にFX取引をしたことがある方はよくわかると思いますが、頭では損切りする必要があると思ってもなかなか踏み切ることができません。

 

なぜなら人間の脳は損切りすることを嫌がっているからです。

 

脳が嫌がっていることを行うためには理論が必要になります。

 

過去のチャートの検証を行っていれば、現在のチャートと近いチャートを思い出すことができるでしょう。

 

過去のチャートの動きから損切りする必要があるかないか判断することができます。

 

非常に理論的に損切りの必要性が分かりますので、過去のチャートを検証しておくと、スムーズに損切りすることができるようになります。

 

損切りをスムーズに行うことができるようになればFXの勝率は飛躍的に高まるでしょう。

 

FXトレーダーの約9割は負けているといわれていますが、負ける理由の多くは損切りを適切にすることができないからです。

 

FXで勝つためには損切りは最も重要なことになりますので、過去チャートの検証をすることのメリットは非常に大きいですね。

 

2.売買ルールを作るのに役に立つ

FXで勝つためには売買ルールを作ることも非常に大切です。

 

売買ルールを作成し、その売買ルールがうまく機能すればFXで大きな利益を得ることができるでしょう。

 

しかし、いくら売買ルールを作成しても、その売買ルールがうまく機能するかは分かりません。

 

うまく機能するかどうかわからない売買ルールを、実際のトレードで試すのはかなり勇気がいると思います。

 

もし失敗したら大切なお金が減ってしまうことになるからです。

 

しかし過去チャートをうまく活用すれば、作成した売買ルールがうまく機能するか検証することが可能になります。

 

先ほども申し上げましたがチャートは過去も未来も似たような形になることが多いです。

 

もし、過去のチャートで作成した売買ルールがうまく機能すれば未来のチャートでもうまく機能する可能性は非常に高くなります。

 

作成した売買ルールを、実際のトレードではなく過去チャートで試すことができる事は過去チャートを検証する大きなメリットといえますね。

 

過去のチャートを検証するデメリットは1

過去のチャートを検証するデメリットは、ズバリ未来のチャートは過去のチャート通り動くとは限らないということです。

 

先ほど説明した内容と矛盾するようですが百発百中で未来のチャートが過去のチャート通りに動く事はありません。

 

過去のチャート通りに百発百中で動けば、FXをやらない人はいないでしょう。すべての人が勝つことになってしまいます。

 

あくまで過去のチャートと未来のチャートは同じような傾向になるということであって、百発百中で同じになるとは限らないという事はしっかり理解しておく必要があるでしょう。

MT4MT5での過去チャートの検証方法

MT4・MT5は、FXの過去チャートの検証を行うのに最適なプラットフォームといえるでしょう。

この章では、MT4・MT5を使った過去チャートの検証方法についてわかりやすく説明していきます。

 

ヒストリカルデータ用意する

FXの過去チャートを検証するためには、元になる過去のデータがないと話になりません。

 

MT4・MT5には、過去10年分のデータがあります。

 

しかし、MT4・MT5に蓄積されているデータの質はあまり評判が良くないので、他のFX会社に蓄積されているデータをMT4・MT5に入れるようにしましょう。

 

MT4MT51分足ヒストリカルデータを取り込む

ヒストリカルデータを、MT4・MT5にインポートしたら、次は、MT4・MT5に1分足のヒストリカルデータを取り込みます。

 

1分足ヒストリカルデータの取り込み方は、「ファイル」→「データフォルダを開く」から、historyフォルダ→口座のフォルダへいき、指定通貨の関連ファイルをすべて削除し、MT4を再起動します。

 

そして、次に、MT4・MT5を再起動させます。メニューバーの「ツール」→「オプション」から、「チャート」タブを開いて、ヒストリー内の最大バー数、チャートの最大バー数にそれぞれ「9999999999999999」と9を最後の桁まで入力し「OK」をクリックします。

 

そして再び「ツール」→「オプション」から「チャート」タブを開くことで完了です。

 

ヒストリーセンターへ1分足データをインポート

次に、ヒストリーセンターへ1分足のデータをインポートします。

 

やり方は、まずは、「ツール」→「ヒストリーセンター」を開きます。

 

ヒストリーセンターの通貨ペアから該当する通貨ペアをクリックし、「1分足」をクリックして「インポート」をクリックします。

 

1分足以外の5分足や10分足についても、以上の手順でインポートさせてください。

 

以上の手順で、MT4・MT5で過去チャートの検証をすることができます。

 

文字にすると少し難しいかと思われますが実際に作業してみるとそんなに難しいものではありませんのでぜひ試してみてくださいね。

 

まとめ

今回は、FXで勝つために過去チャートの検証をすることの大切さと、MT4・MT5を利用した過去チャートの検証方法について説明しました。

 

過去のチャートを知ることによって未来のチャートを読む精度は飛躍的に上がります。

 

また過去のチャートを検証することによって、FXで最も大切な損切りを適切に行うことができるようになるでしょう。

 

FXに限らず過去について知る事はとても大切なことです。

 

歴史から学ぶ事はたくさんありますよね。

 

FXも一般の歴史と全く一緒です。過去の出来事を繰り返す傾向がFXにもあるのでぜひFXで勝ちたければ過去チャートについてしっかり検証するようにしましょうね。

 

FXの過去チャートの検証を行うおすすめの方法は、ズバリ、MT4・MT5を利用することです。

 

MT4・MT5を利用して、FXの過去チャートを検証すれば、FXの勝率を飛躍的に上げることができるでしょう。

 

MT4・MT5で過去のチャートの検証をして一人でも多くの方がFXで利益を出せるようになることを祈っております。