FXで失敗してしまう理由と資金管理

FXとは、外国為替証拠金取引のことを指します。

テレビやインターネットで、「FXで億万長者になった」という話を聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

確かに、FXはレバレッジという仕組みがあるので、手元資金が少額でも大きな利益を出せる取引です。

実際、億り人と呼ばれる1億円以上利益を上げているトレーダーの方もたくさんいます。

しかし、FXは9割の人が負けている取引でもあるのです。

なぜ多くの人はFXで負けてしまうのでしょうか?

今回は、FXの失敗について詳しく説明していきます。

FXはしっかりとした戦略の下で取引を行えば利益を出せる金融商品です。

損失を出している理由についてしっかり理解すればFXで利益を上げることができますので、ぜひ最後まで読んでください。

FXで失敗してしまう4つの理由

先ほど、FXトレーダーの9割は損失を出しているという話をしました。

この章では、FXトレーダーが損失を出してしまう理由について説明します。

FXトレーダーが失敗してしまう理由は様々ですが、今回紹介する4つの理由に失敗する大抵のケースは当てはまっていると思いますのでぜひ参考にしてください。

  • ビギナーズラックの経験が忘れられない
  • メンタルが続かない
  • トレードルールを作らない
  • 損失をすぐに取り戻そうとする

FXで失敗してしまう理由について丁寧に説明していきます。

ぜひ最後まで読んでいただき皆さんは反面教師にしてください。

ビギナーズラックの経験が忘れられない

FXで大きな損失を出してしまう人の多くは、最初FXで勝った経験がある人です。

FXは、極論いうと為替が上がるか下がるかを当てる二択のゲームになります。

FXを初めて行うときは、慎重に取引するせいか、なぜかこの2択のゲームに勝つ人が多いのです。

皆さんご存知の通り、FXにはレバレッジという仕組みがあるので、小さな値幅でも大きな利益を取ることができます。

ビギナーズラックで何も勉強せずに取引をして大きな利益をとってしまうと、「FXってちょろいな」と思われる人が多いのです。

FXは、当然ですがビギナーズラックだけで勝てるわけがありません。

為替が上がる下がるの2択を当てるゲームではありますが、為替が上がる・下がるを予想する事はプロのアナリストでも難しいことです。

プロのアナリストは、経済や金融・政治など様々な要因を研究しても、為替の値動きの予想を外してしまうことがあります。

プロでも当てることが難しい為替の値動きを、何も勉強しない素人が当て続けられるわけがないのです。

ビギナーズラックでしばらく勝つことができても、必ずどこかで大負けしてしまうことになります。

FXで利益を上げるためにはしっかりと経済や金融の勉強をするようにしましょう。

メンタルが続かない

FXは、メンタル勝負のところもあります。為替が予想外の方向に動くとレバレッジが効いているので大きな含み損を抱えてしまうことになるからです。

含み損を1回でも抱えたことがある経験がある方はお分かりだと思いますが、含み損を抱えている間は気が気ではありません。

仕事が手につかないことや睡眠不足になってしまうこともよくあります。

中長期で見れば為替が予想通りの方向に行く確率が高いと分かっていても、あまりの辛さに投げやりに決済してしまう方が多いのです。

メンタルが強ければ、多少含み損を抱えていても堂々としていられると思いますが、メンタルが弱いと、予想通りの方向に為替が動く確率が高いとしても待つことができません。

つまり、メンタルの弱さが原因でFXで負けてしまっている方が非常に多いのです。

メンタルを強くすることは簡単ではありません、おすすめの方法は、含み損を抱えてもまったく気にならない金額で取引を行うことです。

この方法でトレードを行えば、多少含み損を持ったとしても気にならなくて済むので、為替が予想通りの方向に行くまで待つことができ結果として勝つことができます。

トレードルールを作らない

FXトレーダーの多くは、トレードルールを作っていません。

その日の気分によってトレードをしている方が非常に多いのです。

先程のビギナーズラックのところにも通じますが、その日の気分によってトレードをして勝てるほどFXは甘いものではありません。

FXで勝つためには明確なトレードルールを作ることが必要です。

トレードルールとは、利益確定のポイントや損切りのポイント・エントリーのポイントなどを詳細に決めることをいいます。

しっかりとしたトレードルールがあれば、常に根拠を持った取引をすることができるのでFXの勝率は劇的に上がるでしょう。

しかし、多くのFXトレーダーは気分によってトレードをしているので大負けするのです。

この記事を読んでいる方はそのような状況にならないようにトレードルールをしっかりと作ってFXに臨むようにしましょう。

損失をすぐに取り戻そうとする

FXで失敗してしまう方の特徴に損失が出た場合、すぐに取り戻そうとするということがあります。

損失を出してしまうとすごく落ち込みますよね?それはそうです。大切に貯めてきたお金が減ってしまうのですから。

この損失を取り戻そうと、なんと消費者金融などで借金をしてお金を調達し大きなトレードをしてすぐに損失を取り戻そうとする人が非常に多いのです。

冷静な状況の時にFX取引で負けて損失を出したのに、消費者金融からお金を借りるといったプレッシャーの中で取引をして勝てるわけないですよね?

結果としてさらなる損失を抱えてしまう方が非常に多いのです。

この記事を読んでいる方は損失を出してしまっても決してこのような行動を取らないでください。

自分が返せないほどの借金をしてFXをすると人生終わってしまいます。

FXで負けないためには1にも2にも資金管理が重要!

FXで失敗してしまう代表的な原因について今までのところで説明してきました。

いかがだったでしょうか?多くの方は、意外と単純な理由で、FXで負けてしまっていることが多いと思われたのではないでしょうか?

そうなのです!意外と単純な理由で9割もの人はFXで負けてしまっているのです。

1割の勝ち組になるためには、当たり前のことを当たり前に馬鹿にせずにちゃんとやることが非常に重要です。

メンタルがもたないほど大きな資金でトレードしないことやFXの勉強をすることなどお金を稼ぐためには当たり前のことですよね?

これらのことをしっかり守ってFXを行えばFXで利益を出す事はそんなに難しくありません。

要はFXで勝つためには資金管理が何よりも大切なのです。

資金管理をしっかり行っていれば、FXで大負けすることをもありませんし、人生終了になることもありません。

むしろ資金管理をしっかり行ってFXをすればしっかりとした利益を得ることができます。

これからFXをする方はぜひ資金管理をしっかり行ってFXに臨むようにしてくださいね。

まとめ

今回はFXの失敗について説明してきました。FXに負けてしまう理由はたくさんありますが、今回説明した代表的なFXの失敗の理由について理解していただくことがまずは大切です。

今回紹介したFXの失敗の理由は、どれも当たり前のことばかりです。

しかしこの当たり前のことをしっかり行うことによって、FXで利益を出す可能性を飛躍的に上げることができます。

ぜひ今回の事例を反面教師にして皆さんはFXで大きな利益を上げて下さいね。